結婚相談所は、正直かなり高い
最初に、はっきり書いておきます。結婚相談所は高いです。安く見せる書き方はいくらでもできますが、年単位で数十万円かかるのが実態で、それは事実として受け止めたほうがいい。
なぜ高く感じるのか
マッチングアプリが月数千円で使えることを知っていると、相談所の価格は極端に見えます。同じ「出会いを探す」なのに、桁が2つ違うからです。
しかも支払いが先で、結果は後。効果が保証されているわけでもない。ここが心理的にいちばんきついところだと思います。
では、何にお金を払っているのか
① 身元の確認
相談所の会員は独身証明書の提出が必須です。全員が法律上独身であることを公的に確認されている集団と出会える。この確認作業にコストがかかっています。アプリにはこの仕組みがありません。
② 相手の目的が揃っていること
高い費用を払って登録している時点で、相手も本気です。「恋人がほしいだけ」「とりあえず暇つぶし」という人は、この金額を払いません。価格そのものがフィルターとして機能している面があります。
③ 人件費
カウンセラーが面談し、お見合いを調整し、断られた理由をフィードバックする。この時間が価格に直結します。だから「安くて手厚い」は構造上ありえません(詳しくは4タイプの記事)。
④ 時間
これが最も見落とされます。アプリで2年迷うのと、相談所で8ヶ月動くのでは、後者のほうが総支出は大きくても、失う時間は短い。年齢が条件に影響する活動である以上、時間には値段がついています。
それでも、合わない人はいます
お金を払えば誰でもうまくいく、という話ではありません。次に当てはまるなら、相談所は勧めません。
- まだアプリを本気で試していない:安いほうから試すのが合理的です
- 結婚の意思が固まっていない:迷いがある状態で契約すると、休会と再開を繰り返して費用だけ流れます
- 支払いが生活を圧迫する:焦りは相手に伝わります。余裕のない婚活はうまくいきません
後悔しないための考え方
月会費だけを見て「これなら払える」と契約すると、成婚料やお見合い料で想定が崩れます。
そして、契約後に「思っていたのと違う」となった場合でも、法律上の中途解約権があり、解約料には上限が定められています(クーリングオフと中途解約の記事)。知っておくだけで、契約時の心理的な負担がかなり減ります。
お金の話を、相手とどうするか
交際が進むと、いずれ結婚後の家計の話になります。相談所にいくらかけたかは、実は良い入り口です。お互いに本気で投資してきた事実が共有できますし、金銭感覚のすり合わせにもなります。隠すことではありません。