「成婚率」の読み方|分母を確認しないと比較できない
結婚相談所を比べていると「成婚率○○%」という数字を必ず見かけます。しかしこの数字は、そのままでは会社間の比較に使えません。定義も計算方法も、各社バラバラだからです。
確認すべきこと①:「成婚」の定義
「成婚」が何を指すかは、会社によって異なります。
- 婚約したこと
- 真剣交際(結婚前提の交際)に進んだこと
- 退会にあたって成婚扱いとしたこと
婚約を成婚とする会社と、真剣交際への移行を成婚とする会社では、当然ながら数字の意味がまったく違います。後者のほうが数字は大きく出ます。
確認すべきこと②:分母は何か
ここがより重要です。同じ「成婚した人数」でも、割る数が変われば率は何倍にも変わります。
- 全会員数で割る … 数字は小さく出る
- その年の退会者数で割る … 数字は大きく出る
- 1年以上活動した会員で割る … さらに変わる
退会者を分母にすると、「やめた人のうち何割が成婚だったか」になります。活動中の会員が含まれないので、率は跳ね上がります。どちらも嘘ではありませんが、並べて比較することはできません。
だから、こう扱ってください
定義と分母が公開されている場合のみ、参考にする。
公開されていない数字は、比較にも判断にも使わない。
公開されていない数字は、比較にも判断にも使わない。
当サイトが比較表に成婚率を載せていないのは、この理由からです。定義の異なる数字を並べることは、読む人を誤解させます。
無料相談で聞くとよい2つの質問
資料やサイトに書かれていないときは、無料相談の場で直接聞くのが確実です。
- 「御社の成婚は、婚約を指しますか? 真剣交際への移行を指しますか?」
- 「成婚率の分母は、全会員ですか? その年の退会者ですか?」
この2つに明確に答えられる会社は、数字の扱いが誠実だと考えてよいと思います。答えを濁す会社は、その時点で判断材料が減ったと受け取るのが安全です。
成婚率より見たほうがよいもの
比較しにくい数字を追うより、次の3つのほうが実用的です。
- 自分の年代・エリアで実際に紹介できる人数(全国の会員数より重要)
- カウンセラー1人あたりの担当会員数(「手厚い」の実体)
- 1年活動した場合の総額(費用の記事を参照)
本記事は各社の成婚率の優劣を論じるものではなく、数字の読み方を説明するものです。個別の数値については各社の公表資料をご確認ください。